ごりらを目指して。

おしゃべりの練習。

ヒロインになりきる

今週のお題「雨の日の過ごし方」


雨はちょっぴり非日常だと思う。

水滴でけぶる視界に少なくなる人通り。

たしかに気分は下がるが、こういう時は非日常を楽しむに限る。

ということで、私の時間別雨の日の過ごし方について伝授しよう。


〜朝〜

雨の空気を身体に取り込む

朝はクソ汚い大都会東京でも比較的空気が澄んで清冽さを感じられる時間である。家の外に出たら雨特有の不思議な匂いを吸って自然のパワーを感じるといいだろう。ほんの少しだけ体の感覚が敏感になるのを感じ取れるはずだ。そうしたら道端の草木が水を含んで青く輝いているのも見えてくるかもしれない。


〜昼〜

私は保湿美人

これは保湿、私はアンニュイな美人、今日はお肌もジューシィだし髪もしっとりしているの…と言い聞かせるしかない。晴れている日ならばぼちぼち髪も肌もパサパサに乾いてくる時間帯だろう。とりあえずどんな物事も捉え方次第だ。クリームアイシャドウでも塗りたくって濡れた質感の女演出でもして悦に浸っておけばいいだろう。


〜夜〜

On my ownを歌う。

言葉はいらない。かの有名なレミゼラブルの名曲である。数年前に公開された映画では雨が降りしきる中銀色に光る道〜〜(うろ覚え)と歌っていた彼女の姿が実に印象的であった。

ということで夜はおセンチにエポニーヌごっこをするといい。

濡れたアスファルトの道は車の光が当たるとキラキラ光って天の川感が出るし乱反射具合によってはちょっとした異世界感が出ないこともない。光あるヒロインには憂いがつきものだ。今日は憂いある自分を演じている気持ちになっておけばいいのだ。